はおにろ の 日々 はおにろ の 日々 日常 忍者ブログ
岡山県高梁市の山の中。 ちいさな一軒家での4人と1匹の暮らし。
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2024/04/27 (Sat)
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2012/04/01 (Sun)
今日も子犬たちに6時頃起こされ、というか一応畳でおしっこなどされぬように柵をしているわけですよ。
でもそれを、よじ登ってでてくるのですよ。
飛び越えるのではなくピイピイピイピイ鳴きながら、腕筋をプルプルとさせる感じでよじ登って。
たいしたものです。
そうして出て来るとこれはもう、2人のうちどちらかが起きざるをえないわけで。

しばらくして寝ているひろあきさんに
「今日は朝から大雨だよ、風も嵐みたいに吹いてる。」
と、せっかくエイプリルフールなので大した嘘も思いつかないけれど、一応うそぶいてみました。
「嘘だ、全然そんな気がしない。」
まあ、寝起きなのにしっかりしていらっしゃる。
そうしてしばらくして起きてきて、
「あれ?僕風邪っぽい。」
「それは嘘なの、本当なの?涙目だけれど。」
てなわけで、ごはんを食べて布団に逆戻り。

私はといえば、今日は絵を描く日にあてて、ときたま3匹と散歩にでかけてはゆっくり過ごしています。
なんでもない日、ばんざい。
晴れているけれど、ちょっと寒いです。

      

         




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2012/03/23 (Fri)
このところ瓦礫を全国で処理しようとする動きが非常に多い。
僕の住む岡山県でも知事は受け入れに前向きな発言をしていると
メディアにあがりました。
それはいけま!という事で
とりあえず、岡山県庁と高梁市に電話
岡山県庁には目安箱なるものに
徳島県の県民への回答を送ってみました。
先日、岡山県庁から回答のメールが送られてきたので
ここに載せてみます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 拝啓 マルチメディア目安箱にメールをいただきありがとうございました。
 東日本大震災の被災地の早期復興のためには、災害廃棄物の迅速な処理が不可欠
であり、今回、国から全国の道府県及び政令指定都市に協力要請があったところで
す。
 この要請を受け、本県としては、実際に廃棄物処理を行う県内市町村等に対し、
廃棄物処理施設の処理能力や地域住民の理解を含め、受入れが可能となる条件等に
ついての検討を依頼しているところであり、国に対しては、市町村等に対する説明
会を行うよう要請しているところであります。
 今後、被災地の早期復興のため負担を分かち合う観点から、県民の安全安心の確
保を前提として、国の説明や動向等も注視しつつ、受入れの主体となる県内市町村
に対し、助言、技術的支援を行ってまいりたいと存じます。
                           敬具
平成24年3月22日
(マルチメディア目安箱担当)
岡山県総合政策局公聴広報課長
吉 田 邦 成
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

とこんな具合
この人達は本当に県民の安全を守ってくれるのでしょうか?
独自に放射能について調べて安全について考える事もなく
国から安全基準を与えてもらってウワベだけの復興支援をするのだろうか。
そもそも、このメールには
県自体は慎重にとか言いながら
国の側に立っているのがよく見える。

これからも僕達は
自治体の動きを良く見守っていくしかないようです。

僕らは瓦礫を拡散して処理する事には反対です。
基本的に放射能を閉じ込めておかない政策には納得できないし
焼却した時に放射性物質が拡散する事や
放射性廃棄物を含んだ焼却灰の処分の仕方も決まっていない事
結局、原発を作った原理と何一つ変わらないと思う。

僕は、もし仮に、本当に命について考え抜いた末の結果が
広域での瓦礫処理であるのなら受け入れる事が出来るかもしれないと思う。

最終的には「心の問題」なんだと思う。


東北で瓦礫を処理する事は雇用にもなるとも聞いた。
もちろん、そこでの被曝についても考える必要はあるけど
運搬する費用や他の地域に委託するときの費用
宣伝に使ってる広告費を
使って東北に放射性物質が拡散しない焼却施設を作れないものかな?

利権やお金それを重視するあまり
現実を都合よく解釈していく事はもう終わりにしてもらいたい。

瓦礫より人を西に運ぼう!



僕は今、日課のように
田んぼに入って水漏れと向かい合ってる。
表面をきれいにしても根本を見つけないと水漏れは終わらない。
小さな変化を見過ごさない事が
最近は一番大切な事だと実感してる。

何より泥にまみれて働いて
疲れて泥のように眠る事は本当に気持ちがいい!
手を使って身体を使って生きてたら
本当の命の輝きに会えるかな?



ちなみに電話での対応は
高梁市はしっかりとした口調で受け入れる考えがない事を言っていましたが
岡山県はグダグダで何を言っても分かってない感じだし
伝えておきますと言いながら電話切ろうとするし
駄目そうな感じでした。

みなさんも自分の自治体にそして県に電話してみる事をお勧めします。
きっと、電話の向こう側に本音が見えますよ。


ひろあき

2012/03/17 (Sat)
1月31日。
さんぽの子が産まれた。
    
さんぽ母さん        ちゃいろいの         くろいの

犬は安産だとは聞いていたけれど、それはもうツルット出てきた。
ちょうど6人も友達が来ていて、1匹目は見逃したくらい。
さんぽ母さんは、始めの頃はどうしていいかわからなくなって、子犬といっしょにぴいぴい泣いていたりもしたけれど、誰に教わった訳でもないのにうまいことやっています。
ぽち(母さん)にしてもらったことを覚えているのだろうか。

    
ちょうどその頃、友達がいれかわりたちかわりやって来て、さんぽにとっちゃあ色々大変そうだったけれど、

    
こどもたちにも抱っこさせてあげていたし、旦那さんが来ても犬仲間が来ても、うまいことやってくれてありがとう。
あっという間に段ボールから這い出たこどもたち。

  
ストーブ裏、ストーブ下は人気スポット。
さんぽが小さい時同様、薪をかじって育っております。

    
そんなわけで、私たちもちびっこ達にメロメロの日々。

  
車で連れ回せるようにもなって、3.11は抱っこだったけれど一緒にデモに参加。
    
最近は家の周りをへっとこへっとこイッチョマエに走り回っております。


はい。今日は親ばかまるだしの写真満載でお届けしました。
毎朝6時頃から繰り広げられる室内大運動会は勘弁してほしいけれど、かわいいから許します。
黒い方は、キッポウ(吉報)と名付けられ、新潟ののびのび農園行きが決定しました。

  
茶色いのはどこの子になるのやら。
一緒に過ごせるのもあとちょっとなんだな。




おまけ。




  






 
2012/02/16 (Thu)
お〜なんてご無沙汰なブログ!

最近の僕らはといえば

使いすぎて壊れた鎌やハサミの柄を交換したり

とにかく良くお世話になる田んぼ長靴の穴を塞いでみたり

生豆で買ったコーヒー豆を焙煎するものを作ってみたり

ココに来てストーブと共に活躍する七輪に使う網を作ってみたり

外にためてある薪を家の中に運んで来る為のバックであったり

犬のさんぽを運べる事も


遊びに来てくれた友達に着なくなったセーターで作るルームソックスを教えてもらったりしてます。

日々是ハオニロ也!
2011/10/21 (Fri)
岡山県に移住して、はや5ヶ月。
引っ越しにバタバタし、ヒロアキの留守中一ヶ月をほぼ山ごもりして過ごし、新居に次々と友人が訪れてくれ、そしてなんだか両親にハワイ旅行なんてものに連れて行ってもらったり。
   

友人のぶどう園を手伝って、人生で初めてピオーネ食べ放題。

マコモタケや柿に栗。秋の味覚がもりだくさんな日々。

さてここから少し詳しく書こうかな。
10月のあたまには、新潟在住のはらやんに誘われて、「焰祭」というイベントのデコレーションと出店に。
まずは埼玉の大家さんのところに置かせてもらっていた流木をピックアップ。
大家さんともゆっくりおしゃべりして、さんぽも久しぶりの再会にうれしそうでした。
焰祭の行われたなじょもんでは、竪穴式住居がとっても居心地のよいことを知り、屋根と火のありがたみを再確認しました。
なじょもん→http://www.najomon.com/
採集した野草や木の実もいろいろ教わり、楽しかったな。
稲のはざかけとヒロアキのデコで、なんて贅沢!なステージに、はらやん率いるすーさんと枝豆のライブもとってもステキ。
    
赤ちゃんをおぶった彩子ちゃんの姿が、すごくよかったな。
面白い人達との新しい出会いもあって、はらやんの家の居心地もよくて、ミトがかわいくて、そのあとお豆さんの収穫を手伝いながら結局10日間位滞在させてもらいました。
そうそう、白小豆っていう豆をご存知ですか?
これで作った白あんは最高の贅沢品らしく。
なんとぜんざいで頂きました。
白いぜんざい!味は小豆なんだけれど、なんだかちょっと違うというか。
おいしかったなあ。


戻ってからは、備前焼祭りってものにも初めて行き、すごい人出に驚きつつ、ああだこうだと好き放題いいながら散歩。
帰りに移住仲間の友人宅に寄って、帰るつもりがヒロアキが蕁麻疹を発症。お尻が〜ともだえていました。疲れが溜まっているんだね。
その後、ぶどうの最後の収穫を手伝い、ひろあきは昼休みにタケ採りに連れて行ってもらって、なんと松茸を頂きました。
どうしていいのか分からなくて、松茸だけのお吸い物に。
いいにおいで、おいしかったよー。

昨日もひろあきは近所のいつも良くしてくれる人に、瀬戸内海にイイダコ釣りに連れて行ってもらって、今回はあんまり良くなかったといいながらも23匹もタコを釣って帰ってきて。
眠い目をこすりながらも捌いてくれたので、昨日は里芋と煮付けに。
キムチもおいしいらしいし、にんにく等と炒めてもおいしそう。
薫製もやりたい!と、醤油漬けにしているけど、くんがま作りからだなぁ…。
とこんな感じで、いつ仕事するんだ!って言う位、おかげさまで豊かな日々を送っています。
岡山に引っ越してきたおかげだね。

これが原発事故前ならば、全てはただただ幸せな空間です。
だけれどどこにいても胸に一物を抱えているのはたしか。
新潟の友人も、庭に育てたぷりぷりの椎茸を、どうしたもんかと嘆いていた。
私たちは前に、大雨の恵みでたくさんはえてきたタマゴ茸をおいしく頂いたあと、うーんキノコ、食べてよかったんだろうかと悩んだ。

結局、暮らす場所で自分で線引きを決めるしかないというか。
知ってるのに知らないふりなんて出来ないし。

みんなで食べる、愛情こもったおいしいごはん。
自分で作ったものや、山から海から頂くごちそう。
それが幸せ。一番大事にしたいこと。
それがあるところでは完全にこわれ、日本全体でもこわれかけてきている。
瓦礫や汚泥によって拡散される汚染。知らない方が幸せな現実。

最近よく思う事。
私は長生きがしたくて生きているわけじゃあない。
だけれど、ちゃんと生きたい。
たいせつなものが、もうこれ以上失われないように。
毎日、ちゃんと生きるんだ!

さあ。仕事するぞ。
ていうか、仕事しろ、私!








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プロフィール
HN:
はおにろなほ
年齢:
44
性別:
女性
誕生日:
1980/02/21
職業:
つくりもの
自己紹介:
埼玉県飯能市→岡山県高梁市。
原発事故の翌日から始まった、自主的避難生活。
たくさんの人につながって、ながれついた先は岡山県。
どうしようもない思いに、お腹のそこから声をあげて泣いた日もありました。
そんな中で出会ったあたらしい仲間たち、そばにいてくれた見慣れたおとなやこどもたち。
わたしたちのたいせつなこと、たいせつなもの。
もういちど、深くかみしめざるをえなかった。
今やっと、あたらしいお家で仕事を始めることができました。
ちょっと山の中の、こじんまりとしたすてきなお家です。
助けてくれた多くの人たち、どうもありがとう。
もし、移住を考えている人がいたなら、どうか私たちを頼ってください。
はおにろは、ここ岡山で再出発です。
さあ、ぼっけえいいもの、作るぞ。





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