はおにろ の 日々 はおにろ の 日々 森の結婚式 忍者ブログ
岡山県高梁市の山の中。 ちいさな一軒家での4人と1匹の暮らし。
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2024/04/28 (Sun)
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2010/04/26 (Mon)
道志の森の中
ユキくんとフジムの結婚パーティーの装飾をしにいってきました。


1泊2日のパーリーの
前日に会場入りして
次の日の朝8時から流木を組んで
受付開始の15時までに
なんとか形に


とりあえず自分の仕事は一段落
その後は
ひたすらファイヤーマン!!

ここにたき火を
と言われれば
森の中から薪拾い
そして、マイ火吹き竹とともに
火をおこす。

そんな僕に課せられた使命は
前夜祭の見所、まるまる一頭分の豚の丸焼きと並ぶ
高さ3メーターくらいあるキャンプファイヤー
ソレを無事に燃やすこと!
でも、1週間前に組まれたソレは
連日の雨で乾くどころか、生木以上の湿りっぷり!!

どうにか、灯油と呼ばれる魔法の水を使わないように
北海道のネイチャーガイド・ヨウスケと
杉の葉をとにかくいっぱい集めて隙間という隙間につめこんでみた。
細めに割った湿った杉の木は
焚き火のそばで乾燥させて火がついた後の切り札として準備。
あとは、無事に燃えることを祈りつつ天任せ。

東京で式を挙げて
その足で会場を入りした新郎・新婦が姿を現したのを
合図に豚は焼かれ始め
焚き火からキャンプファイヤーに火が移された

そこにいた多くの人達はきっと想像してたんだと思う
火をつけたその瞬間から目の前に立っているソレが燃え上がるのを。
でも現実はっていうと
燃えているのは杉の葉がちょっとと火を移す時に使われた
魔法の水がしみてる布ダケ!

どうこうしても
いっこうにあがらない炎は
僕たちに魔法の水を使うことを決断させた。

投入するとすかさずあがる炎
魔法の水とともに消えていく炎
そんな繰り返しと
乾いた薪を駆使して徐々に広がりつつあるメラメラ

どのくらいの時間がたったのか
余りに夢中でわからなかった

最後にくすぶる炎をキャンプファイヤーたらしめたのは
祈りのように
地面に跪いて、まるで何かの宗教儀式のように
段ボールであおぎ続けてくれた人のおかげだった。

完全に燃え上がったって瞬間は
みんな本当に嬉しそうだった。

ふと気づいたら
ナホは豚を焼いてて
熱せられてたれた油であがる炎を一生懸命消してた。


その日の僕は
でっかい炎で興奮して
青い空に太陽が出てくるまで
豚さんを焼き続けたのでした。

二日目のセレモニーで
僕たちの焼いた豚は
無事に振る舞われてました。よかったよかった!!

結婚パーティーってことを忘れる程
楽しかった。
素敵な結婚パーティーをありがとう!

ユキ君・フジムお幸せに〜!!!


ピロ


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プロフィール
HN:
はおにろなほ
年齢:
44
性別:
女性
誕生日:
1980/02/21
職業:
つくりもの
自己紹介:
埼玉県飯能市→岡山県高梁市。
原発事故の翌日から始まった、自主的避難生活。
たくさんの人につながって、ながれついた先は岡山県。
どうしようもない思いに、お腹のそこから声をあげて泣いた日もありました。
そんな中で出会ったあたらしい仲間たち、そばにいてくれた見慣れたおとなやこどもたち。
わたしたちのたいせつなこと、たいせつなもの。
もういちど、深くかみしめざるをえなかった。
今やっと、あたらしいお家で仕事を始めることができました。
ちょっと山の中の、こじんまりとしたすてきなお家です。
助けてくれた多くの人たち、どうもありがとう。
もし、移住を考えている人がいたなら、どうか私たちを頼ってください。
はおにろは、ここ岡山で再出発です。
さあ、ぼっけえいいもの、作るぞ。





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