岡山県高梁市の山の中。
ちいさな一軒家での4人と1匹の暮らし。
6月7日〜15日、秩父長瀞てのひらまつり。
去年の人の増え方をふまえ、ネットでも日付告知をせず、今年はわずかな地元用チラシのみ。
7日、現地入りしてみれば、去年とは比べ物にならない手伝ってくれる人の多さ!
去年のぶちゃんと女二人、山のようなステージの床材の積み込みをしたことをなつかしく思い出しました。
てのひらまつりは入場無料。
収入は、出店料、バー売り上げ、カンパ、そして今年はてのひら味噌の売り上げ、以上で成り立っています。
これって本当にすごいことで、全員がノーギャラで、自分がやれることを会場に持ち込んで、あの空間ができるのです。
お客さんで来た人達だって、その一部。
よその子も自分の子も、おもいっきり叱ってほめる。
泣いているこどもがいれば、誰かが拾ってなぐさめてあげられる。
あの期間そこには村ができ、全員が補いあって、すべての大人が子供が本当に愛おしく感じられます。
大げさに聞こえるかもしれないけれど、心から。
今年はテーマにそって、ティピの中に原爆の残り火が灯されました。
ティピの前には、子供がまもる焚き火。
こどもが寝静まったあとは、大人達がその火をつなぎました。
今年もちいさなトラブルはあったけれど、本当にいきあたりバッチリ!
もうあと何台でいっぱいだーっていう駐車場もギリギリオッケー。
炎天下の下車をさばいたみなさま、おつかれさま。
今回のてのひらまつり、個人的に印象に残ったことがありました。
子供の手が届かない洗い場。
大工仕事の得意なおとなが、踏み台を作ってくれました。
まかない場で子供達をふくめ、夕ご飯をたべていたときのこと。
ふとみると、毎年来る4歳の友人の娘が、自分の使った食器をかごにしまっていました。
「あれ?食べた食器こっちに置いといていいよ」って言ったら、
「洗って来たもん」て。
てのひらまつり中、電気はトイレも洗い場も街灯もスイッチをおとしているから、キャンドルのあるところ以外はまっくらです。
洗い場方面はとくに暗い。
ひとりで暗い中洗いにいったんだーって、感激してしまい、心の底からえらかったねえ!ってほめました。
これには続きがありました。
今度は主催者しほちゃんの娘、三歳。
「あっちゅんもね、自分でね、洗って来るよ」
そういえば、ここに来て2日目くらい、暗くなってから友達のテントに歩き出した彼女。
あぁ暗いのに一人でいけるんだな、と見送っていたら、すたすたっと戻って来て、
一緒にいこうって言いに来ました。
だから今回も、ごはんつぶのこびりついたお皿を抱えて暗闇に消えていった彼女を、なんとなーく見守っていました。
でもすぐには帰って来なかった!
数分後、ごはんつぶひとつついていないお皿とお箸を持って帰ってきました。
生で、はじめてのおつかいを見ちゃったかんじ!
第一回目のてのひらまつり、お腹にいたあの子がですよ!
もうもみくちゃにしたいくらい、二人ともかわいかった。
ちなみに踏み台を作ったおとな、前出の4歳の女の子のお父さんです。
こんなできごとが、会場の中でたくさん起こっていたんだろうなー。
そんな場所にいれて、本当にしあわせ。
いっしょにおまつりを作ったみなさん、大好きです。
こころから、ありがとう。
なほ
去年の人の増え方をふまえ、ネットでも日付告知をせず、今年はわずかな地元用チラシのみ。
7日、現地入りしてみれば、去年とは比べ物にならない手伝ってくれる人の多さ!
去年のぶちゃんと女二人、山のようなステージの床材の積み込みをしたことをなつかしく思い出しました。
てのひらまつりは入場無料。
収入は、出店料、バー売り上げ、カンパ、そして今年はてのひら味噌の売り上げ、以上で成り立っています。
これって本当にすごいことで、全員がノーギャラで、自分がやれることを会場に持ち込んで、あの空間ができるのです。
お客さんで来た人達だって、その一部。
よその子も自分の子も、おもいっきり叱ってほめる。
泣いているこどもがいれば、誰かが拾ってなぐさめてあげられる。
あの期間そこには村ができ、全員が補いあって、すべての大人が子供が本当に愛おしく感じられます。
大げさに聞こえるかもしれないけれど、心から。
今年はテーマにそって、ティピの中に原爆の残り火が灯されました。
ティピの前には、子供がまもる焚き火。
こどもが寝静まったあとは、大人達がその火をつなぎました。
今年もちいさなトラブルはあったけれど、本当にいきあたりバッチリ!
もうあと何台でいっぱいだーっていう駐車場もギリギリオッケー。
炎天下の下車をさばいたみなさま、おつかれさま。
今回のてのひらまつり、個人的に印象に残ったことがありました。
子供の手が届かない洗い場。
大工仕事の得意なおとなが、踏み台を作ってくれました。
まかない場で子供達をふくめ、夕ご飯をたべていたときのこと。
ふとみると、毎年来る4歳の友人の娘が、自分の使った食器をかごにしまっていました。
「あれ?食べた食器こっちに置いといていいよ」って言ったら、
「洗って来たもん」て。
てのひらまつり中、電気はトイレも洗い場も街灯もスイッチをおとしているから、キャンドルのあるところ以外はまっくらです。
洗い場方面はとくに暗い。
ひとりで暗い中洗いにいったんだーって、感激してしまい、心の底からえらかったねえ!ってほめました。
これには続きがありました。
今度は主催者しほちゃんの娘、三歳。
「あっちゅんもね、自分でね、洗って来るよ」
そういえば、ここに来て2日目くらい、暗くなってから友達のテントに歩き出した彼女。
あぁ暗いのに一人でいけるんだな、と見送っていたら、すたすたっと戻って来て、
一緒にいこうって言いに来ました。
だから今回も、ごはんつぶのこびりついたお皿を抱えて暗闇に消えていった彼女を、なんとなーく見守っていました。
でもすぐには帰って来なかった!
数分後、ごはんつぶひとつついていないお皿とお箸を持って帰ってきました。
生で、はじめてのおつかいを見ちゃったかんじ!
第一回目のてのひらまつり、お腹にいたあの子がですよ!
もうもみくちゃにしたいくらい、二人ともかわいかった。
ちなみに踏み台を作ったおとな、前出の4歳の女の子のお父さんです。
こんなできごとが、会場の中でたくさん起こっていたんだろうなー。
そんな場所にいれて、本当にしあわせ。
いっしょにおまつりを作ったみなさん、大好きです。
こころから、ありがとう。
なほ
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プロフィール
HN:
はおにろなほ
年齢:
44
性別:
女性
誕生日:
1980/02/21
職業:
つくりもの
自己紹介:
埼玉県飯能市→岡山県高梁市。
原発事故の翌日から始まった、自主的避難生活。
たくさんの人につながって、ながれついた先は岡山県。
どうしようもない思いに、お腹のそこから声をあげて泣いた日もありました。
そんな中で出会ったあたらしい仲間たち、そばにいてくれた見慣れたおとなやこどもたち。
わたしたちのたいせつなこと、たいせつなもの。
もういちど、深くかみしめざるをえなかった。
今やっと、あたらしいお家で仕事を始めることができました。
ちょっと山の中の、こじんまりとしたすてきなお家です。
助けてくれた多くの人たち、どうもありがとう。
もし、移住を考えている人がいたなら、どうか私たちを頼ってください。
はおにろは、ここ岡山で再出発です。
さあ、ぼっけえいいもの、作るぞ。
原発事故の翌日から始まった、自主的避難生活。
たくさんの人につながって、ながれついた先は岡山県。
どうしようもない思いに、お腹のそこから声をあげて泣いた日もありました。
そんな中で出会ったあたらしい仲間たち、そばにいてくれた見慣れたおとなやこどもたち。
わたしたちのたいせつなこと、たいせつなもの。
もういちど、深くかみしめざるをえなかった。
今やっと、あたらしいお家で仕事を始めることができました。
ちょっと山の中の、こじんまりとしたすてきなお家です。
助けてくれた多くの人たち、どうもありがとう。
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さあ、ぼっけえいいもの、作るぞ。
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