はおにろ の 日々 はおにろ の 日々 忍者ブログ
岡山県高梁市の山の中。 ちいさな一軒家での4人と1匹の暮らし。
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2024/11/21 (Thu)
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2016/12/30 (Fri)
今年も気がつけば年の瀬。
ブログの更新はやはり出来てなかったなぁ〜
この冬の時期を今年の頭の整理がてらブログを書こう。
旧暦だと師走は始まったばかり。
まだまだある家でのやり残しをのんびり片付けよう!

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2016/07/09 (Sat)

ここ数日朝のコーヒーを淹れながら
三宅洋平や山本太郎や応援者の声を聴く。
それから、畑や田んぼに行く。
そこには、世間の渦とはかけ離れた自然の波打つ時間しかない。
僕は今何をする必要があるのかと田車の音の中考える。
多くの人がその変化に身を置き、心を震わせてできていく大きな流れ。
これ以上隠しきれなくなった本当の想い。
みんなの気持ちが絡まってこのままこの世界に根付いて欲しい。
今、産まれて来た小さな樹が大きな大木になるように
僕は田んぼのコナギを腰を屈めてとるんだと思う。
政治と選挙だけではこの樹は育てない。
日々の生活で行う全ての行動がこの樹の栄養だ。
夢を見ることをやめたくない。
いつだって夢は僕らに生きていく道筋を照らしてくれる太陽だから。
大地に根を張って夢に向かって枝を伸ばそう。
そしていつか大きな森になって地球全体を覆い尽くすんだ。
いつまでも楽しく豊かに土に触れていられるように。
いつまでも清らかな水が身体を流れるように。
いつまでもおいしい空気が胸を満たすように。

今日は選挙にいってみよう。
自分が作りたい未来を夢をみながら
そして田んぼに命と出会いにいこう。
自分の生きたい世界を想いながら


ひろあき

2016/07/07 (Thu)
いまはもう亡くなった祖母が言った。
「わたしが生きている間にもう戦争はしてほしくない」と。
孫のわたしの前でそう言ったのだ。
 
何度も繰り返されるはなしのひとつに、
「子供の頃は市松さんみたいな髪の毛でね、大きくなったら髪の毛を結うのが楽しみねって良く言われていたの。」
というのがあった。
にこにこしながらうれしそうに話してくれるのだ。
だけれど、祖母の青春時代は戦争だった。
自慢の豊かな黒髪を結う日はこなかったのだ。
 
2013年、私は母になった。
信じられないことに今では、私のお腹からでてきた命がふたつもこの世界に存在しているのだ。
それは私のものではない。
でも間違いなく自分よりも大切な、かけがえのないものができたのだ。
 
彼らがもって生まれてきたそれぞれの個性を、なくしてしまわないように、私にできるのは本当にだいじなことを確認しあって一緒に暮らしていくこと。
彼らが正当化された中で、誰かを傷つけたり傷つけられたりする社会になってしまわないように、それだけは絶対に絶対に嫌なのだ。
 
今から7.8年も前から、この日本の雰囲気が戦前に似てきたと言っていた人がいたんだ。
それでもここまできてしまった。
選挙権のある今のうちに、政府の暴走をとめたい。
基本的人権や表現の自由が奪われてしまわないように。
 
わたしが生きている間にも、この小さい人達が生きていく間にもその先にも、おいしいごはんをおいしいと言いながら笑い合える時間が、のびのび遊べる空間が、安心できる寝場所が存在しますように。

みんなで少しだけでも勉強して、7/10の参議院議員選挙に行きましょう。


以下参考に。
自民党が作りたい世界→https://www.youtube.com/watch?v=h9x2n5CKhn8
三宅洋平の選挙フェスの映像(今の政治の問題点がとても分かりやすい)→https://www.youtube.com/watch?v=4hnCHVuzVFI




 
2016/04/13 (Wed)

前回父ちゃんとその妹、長男で流木オブジェのテーブルを作りに行った大三島。

あの三軒茶屋のFrom Earth Cafe OHANAが、瀬戸内の島にできるのです。
今回は家族総出で3泊4日、行ってきましたよ。
お願いされていたのは、看板。
家である程度仕上げ、あとは現場で作り上げました。
使ったもの。
流木、竹釘、桜の皮、拾った工事現場の古いホース、冷蔵庫のファン、空き缶の底と銅線(自転車部分)、うき、カラートタン、塩ビの板、ペンキ。
はい!こちらです。


そこからは、ペンキを塗ったり黒板を書いたり。やれることのお手伝い。
こどもたちもそれぞれ楽しんでおります。

なにしろ明日オープンだーって時で、でもその場でやりたくなったことは、ちゃんとできました。
そして、4月12日。
 
前日の夜中から開店直前まで書いていた中の大きな黒板。
藤田さん(オーナー)に何を書いてもいいと言われて、ひろあき君と相談しお店で使う島の食材地図を描くことに。
これからどんどん輪が広がっていくでしょう。
道の駅に行くと分かるけれど、島はとても豊かで、お米にひじき、天草、のり等の海産物、はちみつ、杜仲茶、そして柑橘柑橘柑橘!
お店でも、無農薬の柑橘のフレッシュジュースや、ハチミツレモンが頂けます。
それからふろむあーすでおなじみのフェアトレードの商品ももちろん。

私はお気に入りのかごを手に入れました。
久しぶりの友人に2人も偶然の再会を果たし、さすがOHANA!と思いました。

そして御島のOHANA、カフェだけではないのです。
5月には2階にゲストハウスもオープンします。
その後はシーカヤックのワークショップなんかも計画中らしいですよ。
因島育ちの藤田さん、なんと船舶免許も持っているそうで。
今後の展開がとっても楽しみな場所なのでした。

帰りにはこんなすてきな場所にも寄り道。


あー久しぶりのつくる作業、たのしかったな。

2016/03/23 (Wed)

父ちゃんがいつのまにかブログを再開してくれていた。
ので、ご報告をかねてFacebookに書いていた日記をここに少し編集して。


12月19日、35週と4日,予定日よりひと月も早く産まれちゃいました。
今回も助産院で産めなかった!リベンジ失敗。
(助産院での出産は37週以降から、長男はあと2日の差で産めなかった)
提携の病院での検診を受けて、「ちょっとさがってますから安静に、子宮口は開いてないから大丈夫だけど」と言われ、「はり止めの薬いりますか?」「安静にするから大丈夫です〜」。
何て言っていたその日もいっぱい寄り道して帰って、(ついついたまに町にでるとね、だめ母ちゃんでごめんよー)ヒロアキは夜ごはんを食べて、お豆さんずライブのため岡山市内まで外出。

異変が起きたのはそのあとで、なにやら生暖かいものがちょろちょろながれでてくる。
いやいやまさか。いやまさか。
ヒロアキに電話。助産院に電話。
羊水って特有の匂いがするのだけど分かる?といわれ、うーーむ分からん。
前回破水したのは陣痛が来てからだったし、車の中だったしな。
とにかく実際の私はこんなに落ち着き払ってはいなく、もう22時頃だったしとにかく急いでタクシーでおいでと言われても、この山の中タクシーって一体どこからくるのだ?車はないし。ヒロアキが帰ってくるには1時間弱はかかる。そこから助産院までもまた1時間。
そこで浮かんだのが近所の友達夫婦の顔。
すっとばしてやってきてくれましたよ。
布団から起き出して、自分とこの赤ちゃん抱えて。
長男は車に乗ったとたん、友達の横ですやすや。
この家族のおかげですっと気持ちが楽になり、まだ陣痛も来てないもんだから楽しい車中になりました。

ああこれは破水だねっと確定された助産院でヒロアキと落ち合って、人生初の救急車で病院へ。
「母ちゃんきみの大好きなピーポーに乗るよー!」なんて声は届かず眠っている長男。
この時点でも大した陣痛はなく、ああこれからあの痛みがくるんだわーなんて思いながら、ついて来てくれた助産師さんと救急隊員のお兄さんと、お腹のこどもの性別のあてっこ。
私だけが正解を知らぬまま病院に到着。

ここから陣痛がちゃんと来て、2時間50分後。
ああーこんな痛かったよ。そうだったよー!!ふうううふううううう!という雄叫びのなか、ちゃんと眼を覚ました長男とヒロアキ立ち会いのもと、産まれてきましたちっこい男の子。

あれから3ヶ月。おおきくなったおちび、元気です。
長男もおしゃべりがすっかり上手になって、イヤイヤ全開のときもありますが、もうひとりで友達の家にお泊まりを果たし、相変わらずおもしろかわいいです。
わたしはといえば、ぎっくり腰に40度越えの熱から、おっぱいに長男の口元からうつったヘルペス。搾乳の日々。仕事で父ちゃん不在の間、友人家族や義妹がいっぱい助けてくれました。
初めておっぱいがでにくくなってめそめそしていたら、またまた前述の友達が絞ったおっぱいを毎日届けてくれて。
悩んで悩んでまた別の友達にヤギ乳を送ってもらったり。
結局そういう安心をたくさんもらったら、またおっぱいでるようになりました。

長男のときとは違うはちゃめちゃな日々ですが、いっこいっこ乗り越えて、色々きづいたこともありました。
人に頼ることが苦手だったわたし、助けてもらってばっかりです。
そんな人達が周りにいてくれること、とても誇りに思うようになりました。

ながーくなりましたが、自分のための備忘録も兼ねて。
今後とも家族一同よろしくお願いします。
みんないつもありがとう。


  



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プロフィール
HN:
はおにろなほ
年齢:
44
性別:
女性
誕生日:
1980/02/21
職業:
つくりもの
自己紹介:
埼玉県飯能市→岡山県高梁市。
原発事故の翌日から始まった、自主的避難生活。
たくさんの人につながって、ながれついた先は岡山県。
どうしようもない思いに、お腹のそこから声をあげて泣いた日もありました。
そんな中で出会ったあたらしい仲間たち、そばにいてくれた見慣れたおとなやこどもたち。
わたしたちのたいせつなこと、たいせつなもの。
もういちど、深くかみしめざるをえなかった。
今やっと、あたらしいお家で仕事を始めることができました。
ちょっと山の中の、こじんまりとしたすてきなお家です。
助けてくれた多くの人たち、どうもありがとう。
もし、移住を考えている人がいたなら、どうか私たちを頼ってください。
はおにろは、ここ岡山で再出発です。
さあ、ぼっけえいいもの、作るぞ。





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